今回のバスツアーの舞台となったのは、お馴染み長野県白馬!外国では盛んに行われ、国民的アウトドアスポーツと言っても過言ではない「キャニオニング」を体験しに行きました。川を下る「ラフティング」・雪の上を滑る「スノーラフティング」とはまた違うこの「キャニオニング」。川を歩き、滝があれば滑り落ち、崖があれば飛び降り、流れが速いところでは流れに身を任せ、体全部で自然を感じる事の出来る「キングオブアウトドアスポーツ」なんです。この体験に勇敢にも挑戦してくれたのは35名のオーパス生達!キャニオニング会場にたどり着き、彼らを待ち受けていたのは川に下りるまでの急斜面・・・。縄一本に身を預け、数メートル下の河原まで下りなければならない試練!キャニオニングのスタート地点にも立てないのではないかとハラハラ見守っていましたが、なんとか試練をクリアー!!川は思った以上に流れが早く、流れに脚を取られ、足場は滑り、それでも前に突き進んでいく彼らの姿は「男前」という言葉がピッタリな程でした。キャニオニンングという試練を乗り越え、帰ってきた彼らは一回り成長したようでした。お風呂では、転んで作った擦り傷や切り傷なんてお構いなしに体を洗う生徒の姿にまた胸を熱くしました。傷は消えて無くなりますが、この体験を通して学んだこと、みんなで作った思い出は一生心の残ることでしょう。・・・みんな本当にかっこよかった!感動したぞ!! USUDA☆コーチ
5月2日(土)〜6日(水)の期間、4泊5日の日程で選手コースの合宿を行いました。参加者は高岡水口合わせて46名。小学校2年生から大学2年生までと大変幅広い年齢層の選手で行われ、練習面だけでなく生活面でも大変多くの事を学んでくれたことでしょう。そして、普段の練習ですら大変な新選手達にとって、水泳・陸上トレーニング漬けの5日間だったのではないでしょうか。最年少参加の小学2年生の女の子は、最後まで諦めることなく合宿を乗り越えてくれました。最後の記録会では力強い泳ぎを見せてくれ、オーパス級の初級から中級へと大きく成長してくれました。今回、合宿初の試みとして選手全員でミーティングの時間を設け、「チームとして強くなるための行動」について高校以上の選手を中心に話し合わせました。「チームとして強くなる!」ために選手達が同じ意識を共有する事が重要と考えたためです。指導者として合宿を振り返ってみて、まだまだという部分は多々ありましたが、高校生以上の選手達が合宿をしっかり盛り上げてくれらように思います。今回の合宿は個人のレベルアップはもちろんの事、「チーム」としてのレベルアップも重要な課題として取り組んでいました。合宿最終日の記録会でのベストタイム率は62%でした。そして、「チームとして強くなる!」という課題に対する選手達の達成率は70%というところでしょう。自分の競技力アップだけでなく、チームとして強くなるための行動もできる選手へと成長してくれる事が今後社会へと羽ばたいていく彼らにとって、最も大切な事だと思っています。幅広い年齢層で行う合宿だからこそ学べる事・経験できる事がたくさんあるのです。各年齢層によって学ぶこと、経験できる事に違いはありますが、そのどれもが自分を成長させてくれるものであるのは間違いありません。この合宿で選手達がどれほど学び・経験してくれたことでしょうか。今後、彼ら彼女が社会に羽ばたいた時、この辛くて楽しかった合宿での経験がきっと生きる事を信じて疑いません。 選手強化担当 臼田コーチ
今年のスイミングを締めくくる「さよならパーティー」が、12月28日(日)にオーパス3F、エアロビクススタジオで行われました。このイベントに参加するため、申込み当日は長蛇の列。申込開始からたった1日半で定員の80名に達してしまう程の人気ぶりで、急遽定員を90名にした程です。さよならパーティー当日は、みんなニコニコ笑顔でオーパスへやってきてくれました。今年の特別ゲストはカエルの妖怪!!登場と同時に、90名の子供達に体ごと体当たり!!暴れ回りましたが最後は90人の子供達に取り押さえられ観念した様子。その後も、イベントの要所要所で登場したのですが、その度に子供達に取り押さえられ会場を沸かせていました。カエルさんお疲れ様でした・・・イントロゲームでは、子供達の歌唱力・物知りな事にコーチ全員驚いていました。マイクをコーチから奪い取る為に、必死に音楽に聴き入るその表情は、まさに真剣そのもの!大人顔負けのハイレベルなゲームとなりました。いろいろなゲームで、本当にたくさんのプレゼントをもらった子供達。両手にはおさまらない程のプレゼントを抱え、迎えに来てくれていたお父さん・お母さんへ、「さよならパーティー」での出来事を報告していました。来年は、もっともっとみんなの笑顔と笑い声を引き出せるようなゲームを用意して待っています!たくさん参加してね!
11月30日(日)、富山県高岡総合プールで第13回オーパス水泳競技記録会が開催されました。今年も水口より12名の選手を招き、高岡・水口合せて300名の生徒が大会へ参加してくれました。競技が始まると顔が強張ってしまう生徒、緊張のあまり無口になってしまう生徒をたくさん見かけましたが、泳ぎ終わってプールから上がると一様に満面の笑顔を浮かべていました。そして、6歳以下の種目においては、立ち止まる生徒、泣き出す生徒が1人としておらず、コーチ一同大変驚かされました。本大会も13回目を数えますが、こういった事は初めてで、今年の6歳以下の生徒の「心の強さ」に関心するばかりでした。「勝ち負けではなく、泳ぎ切る事に意味があるのです」 まさにそれにふさわしい泳ぎを見せてくれたように思います。そして、今年も13級の生徒達からクロール種目へ出場したい、と言う要望が数多く寄せられ、コーチとして大変誇らしく思いました。ヘルパーを持たずに25Mを泳ぎ切るのは13級の生徒達にとって大変勇気のいる事なのです。プレッシャーを跳ねのけ、出場した生徒達にとってこの事がどれだけ自信に繋がった事でしょう。こういう申し出をしてくれる生徒が毎年かならずいてくれると言う事が、我々コーチにとって何より嬉しいことなのです。1人でも多くの生徒にこういった体験をしてほしい、そうコーチ一同思っているのです大会に参加した生徒たちが、今後大きく成長していくことを願っています。来年は参加者目標400名だ!!
今年の合同合宿は、久しぶりに三重県で開催され、鈴鹿サーキット近くにある鈴鹿スポーツガーデン水泳場で行われました。今回の日程は5泊6日、高岡水口合せて41名の選手が参加しました。年に2回行われる合宿のうち、夏の合宿は50Mプールを使用しての合宿となります。初日の練習は50Mプールに慣れるため、長い距離を中心に泳ぎこんでいき、本格的な練習に入ったのは2日目からで、持久力強化を課題に練習に取り組んでいきました。今回使用したプールの水深は3M近くあり、普段の浅いプールではなかなか出来ない「立ち泳ぎ」の練習も取り入れました。また今回の合宿では100×10(Style1)のデータ取りを頻繁に行いました。そして、その10本の平均タイムを計算し、翌日のデータ取りの目安タイムとします。合宿の日程が進むにつれて疲労が蓄積していく中、前日に出した平均タイムを上回るのは容易な事ではありません。しかしそんな中、平均タイムを上げていく選手も少なくありませんでした。この事は彼らにとって大変な自身に繋がったことでしょう。今回の合宿で印象に残っているのは、最年長の黒田選手(大4)ではないでしょうか。日本選手権出場レベルの彼のへたり込む姿を何度となく見かけました。彼は自分に厳しく、普段の練習でも自ら追いこんでいける強い選手なのですが、何度も根を上げそうな場面を見かけました。どれだけ今回の合宿がキツク、辛いものだったのか想像できます。最終日の記録会で黒田選手は50M自由形でベストタイムを出してくれました。本人も試合にしかつかわない水着を着用し、気合充分で挑んでくれただけにコーチとしても大変うれしい結果でした。今回新選手達を見ていて驚いたのは、高岡と水口の新選手達のレベルが逆転していたことです。春合宿では高岡新選手達の方が水口新選手達より速かったのですが、わずか半年たらずで水口新選手達が力をつけ、高岡新選手達より速くなっているのです。水口のコーチから聞いた話によると、水口新選手達は練習が休みの日もプールへ足を運び、弁当持参で午前・午後の、2部練習を自主的におこなっていたそうです。こういった努力を春合宿以降続けていた水口新選手達。この努力の積み重ねが今回の合宿での結果へつながったのでしょう。高岡・水口の両選手が切磋琢磨し、今年度の高岡で開催されるオーパス水泳記録会でお互いの成長を見れる事を大変楽しみにしています。合宿最後のミーティングで食事の話をしたのですが、特に新選手で食事の量が少ない選手は時間が経つにつれ泳ぐ順番も後ろへ後退していき、記録会でもベストタイムから大きく落ち込んでいました。こういった事からも「食事の量=練習量」といったことが証明された合宿だったように思います。